歯周病治療

歯周病治療

歯周病治療歯を失う原因はむし歯だけではありません。

歯周病になると、歯茎が下がったり顎の骨が破壊されたりして、歯が揺れるようになります。その結果、抜歯を余儀なくされて歯を失う恐れがあります。

ご家庭でのセルフケアを続けながら定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受けていただくことで、歯周病に強いお口を作ることが可能です。 例えば、歯肉炎は歯茎に比較的軽度の炎症が起きた状態ですが、原因となるプラーク(歯垢)を歯磨きで取り除くことで改善できる可能性があります。

放置すると歯茎が下がり、次の段階へ進行する恐れがありますので、早期発見・早期治療が重要です。

―歯周病治療は、主に次の3つを軸に進めます。

  • PMTC(自由診療)
  • クリーニング(保険適応)
  • フッ素塗布(保険適応)

ご家庭でのセルフケアだけでは、十分に改善しない恐れがありますので、まずは当院にお気軽にご相談ください。

歯周病の進行具合と治療方法

軽度歯周病

軽度歯周病歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる溝ができて、プラークが溜まります。そして、周りの歯茎が軽く腫れたり、歯磨きのときに出血しやすくなったりします。

放置するとプラークが歯石に変化して、ますます症状が悪化する恐れがありますが、ご家庭での歯磨きと歯科衛生士によるブラッシング指導、歯のクリーニング(簡単な歯石除去)で改善が期待できます。

中等度歯周病

中等度歯周病歯磨きのときの出血や口臭などがひどくなり、プラークと歯石が目立ちます。顎の骨が破壊されたり歯周ポケットが深くなったりして、歯が揺れるようになります。

プラークと歯石の除去、歯周病の原因菌の除菌で改善が期待できますが、歯周ポケットの奥に歯石がついている場合は外科手術が必要になる可能性があります。

重度歯周病

重度歯周病歯茎からの出血や口臭、歯茎の強い腫れ、多量の歯石などの症状が現れます。顎の骨の大部分が破壊されているため、歯が大きく揺れるようになります。

治療方針は中等度歯周病と同じですが、外科手術が必要になる場合があります。治療を行っても改善しない場合は抜歯が必要です。

歯周炎治療について

歯周炎治療について顎の骨にまで炎症が広がった状態を歯周炎といいます。

PMTCや歯のクリーニング、フッ素塗布で改善しない場合は、下記の外科手術が必要になる可能性があります。

  • 歯肉歯槽骨整形手術(自由診療)
  • 歯周組織再生誘導手術(自由診療)
  • 歯周ポケット掻把(そうは)術 (保険適応)
  • 歯肉剥離掻把手術(保険適応)

高度な治療技術が必要なため、時間と費用がかかる場合があります。

成功すると、歯周病の進行を食い止められる可能性もありますので、必要になった際には前向きにご検討ください。

SRP

SRPSRPとは、歯の根元にまで入り込んだ歯石を取り除く処置です。歯周病の進行とともに深くなった歯周ポケットを改善できる可能性があります。

成功すれば歯周病の進行を抑え、外科処置をせずに歯を残せる可能性がありますので、歯科医師からすすめられた際は受けていただくことをおすすめします。

SRPは、十分な訓練を受けた歯科衛生士が行いますのでご安心ください。

歯周外科治療

歯周外科治療歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなったり歯と歯のすき間が広がったりします。また、歯茎が退縮することで歯の露出が増えて、歯が長くなったように見えます。

歯の根が露出すると、歯磨きがしにくくなることでむし歯のリスクが高まるほか、冷たいものがしみる知覚過敏になる恐れがあるため、できるだけ早く治療が必要です。

当院では、歯茎の形を整えるための「歯肉移植」や「歯肉形成手術」などの専門的な治療を行っております。歯茎の形を整えることでセルフケアの質が上がり、結果的に歯の健康を守ることに繋がります。さらに、歯の根の露出がなくなることで知覚過敏の改善も期待できます。

歯茎が下がる原因は、歯周病だけではありません。

健康なお口の状態を保っていても、加齢によって歯茎が下がってしまいます。歯茎が下がると実年齢よりも老けて見える恐れがあります。また、口元のバランスを整えることで魅力的な笑顔を作れるため、歯周病だけではなく歯茎や歯の見た目が気になる方もお気軽にご相談ください。

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