コラム

2014.03.18

花粉症 

こんにちは。

オリオン歯科 歯科医師の木村です。

 

まだまだ寒暖差が激しいですが、やっと寒い冬が終わり春の気配が少しずつ感じられるようになってきました。春を感じると共に、つらい花粉症で苦しまれてる方も多いのではないでしょうか?花粉症の方にとっては、くしゃみ,鼻水,鼻づまり,目の痒みなど、様々な症状で悩まされて辛い時期だと思います。

歯科においても、花粉症は無関係ではありません。そこで今日は鼻呼吸と口呼吸について、少しお話しようと思います。

 

鼻呼吸は、鼻から空気を吸うので、空気が鼻腔を通る間に空気に適度な湿気がもたらされて、小さなホコリ,チリや細菌,ウイルスなどの異物や外敵が除去されます。鼻を通って清浄され加湿された空気は、口呼吸に比べて肺から酸素を吸収しやすいと言われています。

一方、口呼吸は、もともと口から吸った空気を清浄するようには出来ないため、ホコリや細菌,ウイルス,更に花粉やダニなどのアレルギーの原因物質などが、直接喉の組織に入り、気管支から場合によっては肺に入ってしまう事があります。口から入った様々な雑菌を含んだ空気が喉を直撃すると、喉を乾燥させ、リンパ組織に損傷を与えてしまい、白血球の働きを悪くし異物処理が行えず免疫力が低下し、その結果、風邪や花粉症などのアレルギー疾患などといった様々な病気を引き起こしてしまいます。

また、口呼吸の方は、口の中が乾き、唾液の量も減少してしまいます。その状態が続くと、歯肉炎や歯周病,口臭,虫歯を引き起こしやすくなります。

また、特に発達期にあるお子様が口呼吸している場合には、歯並びや顎の発達に影響するので要注意です。

 

気になる事がある方は、いつでも御相談下さい。

オリオン歯科スタッフ一同お待ちしております。

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