コラム

2013.10.31

歯周病に罹っている割合☆

こんにちは♪

オリオン歯科汐留 受付の南雲です。

 

今日はハロウィンですね♪

10月は街中がハロウィン一色だったので、明日から無くなってしまうのは寂しいですが

明日から11月。。。本格的にクリスマスのイルミネーションが見られると思うとワクワクします♪

 

 

さて、今日は何度かこちらのHPでも紹介している歯周病について、実際にどの位の割合の方が罹っているのかを紹介したいと思います。

 

一般的に、歯が生えた直後にむし歯(齲蝕)の増加が見られますが、成人期では前からあった軽度のむし歯が重症になる事はあっても、新しくむし歯が増える事は比較的少ないです。

親知らず(智歯)が生えるので、20代では一人平均29本の歯があります。つまり、人生の中で歯の数がもっとも多いのがこの時期という事になります。

青年期を過ぎると歯の数は30代で28本、40代で27本、50代で24本、60代で21本、70代で16本、80代で12本となり、徐々に減ってきます。

 

50代以降から急激に歯の数は減ります。この年代で急にむし歯や歯周病(歯周疾患)が発症するのではなく、この年代まで、徐々に病変が進行してきた結果として、歯がなくなるのです。

40代以上では、一人平均の歯の数は女性より男性の方が多く、歯を20本以上持つ人の割合も男性の方が多い傾向があります。

 

歯周病は、歯肉(歯ぐき)の出血、腫れなどの炎症を特徴とする歯肉炎と、歯と歯肉の付着が壊れ、歯を支えている骨が無くなる歯周炎に分けられます。

 

 

20代では、歯肉炎は約62%の人に見られるものの、歯周炎は約14%と少ないのが特徴です。しかし、30代になると、歯周炎の割合が増え始め、40代では約42%の人が歯周炎に罹っており、80代では約61%となります。一方、歯肉炎の割合は減り始めます。これは、歯肉炎から歯周炎へと進行した結果と見てよいでしょう。

 

歯肉炎は歯周炎に比べると軽症である事から、完治可能であることを再認識する事が大切です。

いずれにせよ、この時期に最高であった歯の数を生涯にわたって保っていく為には歯を失うもっとも大きな原因であるむし歯と歯周病を長期にわたって予防し、むし歯や歯周病を起こさないような歯と口の健康づくりを始めなければなりません。

 

各年代でも歯周病(歯周疾患)に罹っていない健康な方もいますので、国民全ての人に同じ様に歯周病が進行しているわけではありません。

 

歯周病もむし歯も他の病気と同じ様に、早期発見、早期治療を行う事によって、治療の効果が上がります。さらに歯周病やむし歯の主原因であるプラークを効果的に取り除く方法やご自身で管理できない部位や箇所からプラークを取り除く為に、お気軽にご相談にいらしてくださいね。

 

オリオン歯科汐留 スタッフ一同お待ちしております。

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