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2022.04.28

口呼吸は美容や歯に悪い!?

 

 

オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニックです。
本日は鼻呼吸をすることの重要性についてお話しします。

 

『口呼吸が美容や歯に悪いのはなぜ?』

あなたは日頃鼻呼吸をしているでしょうか、それとも口呼吸をしているでしょうか。
呼吸は基本的に無意識でするものですから、「そのようなことを聞かれても分からない」という方も少なくないかもしれません。

さて、近年では口呼吸をしている方が多くなっているとされています。
しかし口呼吸は、歯や美容に悪い影響を与える可能性があると見られています。

現在口呼吸をしている人は、鼻呼吸に切り替えることを強くおすすめします。

 

『鼻呼吸をすることの重要性』

鼻には身体の健康をキープするための大事な役目が主に3つあります。
それは「加湿」「取り込む空気を清浄にすること」「空気を温めること」です。

まず加湿についてですが、人間は毎日1リットルほどの鼻水を分泌しています。そして、そのうちの大半は、「鼻を通る空気」に水気を与えるために消費されています。
実際、この働きにより、体内に入る空気の湿度がおよそ90%にまでアップすると言われています。

ですが口呼吸をしているとこの働きが弱まりますから、口内や唇が乾燥しやすくなり、口内や唇に炎症が発生するリスクが高くなるとされています。

続いて「取り込む空気を清浄にすること」に関してですが、人間の鼻毛には「フィルター」のような役目があります。つまり鼻毛が細菌、ウイルス、ホコリなどをある程度遮断してくれるのです。

そして鼻の粘液がそれらの異物をキャッチして除去し、粘液が含有する抗体が細菌やウイルスの侵入を防止してくれます。
そのため鼻呼吸の習慣があると、インフルエンザや風邪などの感染症のリスクが低くなるのです。

最後の「空気を温めること」についてですが、空気を鼻から取りこむことで、その空気の温度を上げることができます(体温程度にまで上がります)。

しかし口呼吸の場合、空気をそれほど温めることができず、低温のまま肺や器官に到達するため、肺への負荷が大きくなるとされています。

 

『口呼吸になる主な理由』

小さい頃からの習慣(癖)、鼻炎などが原因で鼻呼吸をしにくい、歯並びの影響で口を閉じにくい、などが主な理由です。

特に鼻炎の影響で鼻呼吸をしにくい場合は、耳鼻科に行くことでスムーズに解決するかもしれませんから、すぐに対処することをおすすめします。

また、お子さんに口呼吸の習慣があるのであれば、今のうちに指導して修正していきましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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《 オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニック 》
住所:東京都港区東新橋2丁目14−1 コモディオ汐留 1F