オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニックです。
本日は「歯槽膿漏を放置しているとどうなるの?」というご質問にお答えします。
歯槽膿漏がエスカレートしていくと、いずれは歯が抜けることになります。それでもインプラント治療や入れ歯によって対処できますが、もちろん歯が抜け落ちること自体をなんとしても避けたいところです。
また、歯槽膿漏は口内以外にも悪さをしますから、放置するのは厳禁です。
歯槽膿漏が悪化すると、口の中の細菌が血流と一緒に身体中をめぐり、全身疾患の原因となる可能性があります。しかも脳血管疾患、心臓疾患、糖尿病など、命を落としかねない病気を招くことさえあります。
■脳血管疾患と歯槽膿漏
歯槽膿漏の細菌が血流と一緒に身体中をめぐると、動脈硬化を招き、脳梗塞のリスクが2.8倍になると判明しています。
■心臓疾患と歯槽膿漏
細菌が心臓に運搬されると、心臓疾患(感染性心内膜炎など)のリスクが上がります。
■糖尿病と歯槽膿漏
糖尿病でない人よりも、糖尿病になっている人のほうが歯槽膿漏に陥るリスクが高いです。また、歯槽膿漏になると血糖値を制御する「インシュリン」の働きが鈍りますから、糖尿病がエスカレートしやすくなります。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
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《 オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニック 》
住所:東京都港区東新橋2丁目14−1 コモディオ汐留 1F