汐留イタリア街の歯医者|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用 Rotating Header Image

鼻呼吸と口呼吸

こんにちは、衛生士の横山です。

今日は呼吸法について話していきたいと思います。

皆さんの呼吸法は【口呼吸】ですか?それとも【鼻呼吸】ですか?
【口呼吸】をしているかしていないかの判断は、唇の乾燥感の有無で判ります。
現在、日本人の半数以上が【口呼吸】をしており、小学生に至っては8割の児童が行なっているようです。

そもそも【口呼吸】は哺乳類の中で唯一、人間だけがおこなっている呼吸方法なのです。人は他の哺乳類と異なり足で歩き、話をします。話すという行為が【口呼吸】を習慣ずけてしまうと言いますが、最大の原因は離乳の早期化だということです。生まれたばかりの赤ちゃんは母乳やミルクを飲む都合上鼻でしか呼吸できませんが1歳を過ぎ、離乳期で【口呼吸】ができるようになり以降、習慣化してしまうようです。
この時期におしゃぶりをさせている赤ちゃんは将来【口呼吸】になりにくいと言われています。赤ちゃんの頃に正しい呼吸(鼻呼吸)法を習慣つけていないと鼻呼吸のできない大人になってしまうのです。

*【口呼吸】の原因
1)鼻の空気が通る道(鼻腔)が狭い。
鼻の穴が狭い。(鼻骨の彎曲、狭窄)
2)上顎骨の発達が悪い。
3)歯並びが悪い。
4)口呼吸を習慣化し、鼻呼吸ができない。
5)口の周りの筋肉(口輪筋等の表情筋)にしまりがない。

*【口呼吸】がよくない理由
1)口で空気を吸うと、空気中の細菌は容易に身体の中に侵入してくる。
よって、様々な病気を併発させる。
風邪,肺炎,腎炎,高血圧,白血病,悪性リンパ腫,潰瘍生大腸炎等の原因にもなる。
2)免疫力が低下して『免疫の混乱』と呼ばれる【アレルギー】を引き起こす。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など
3)口腔内が乾燥して口臭、虫歯や歯肉炎、歯槽膿漏の誘発
4)口の周りの筋肉の緊張感がないために歯並びが悪くなりやすい。
5)嘔吐反射(副交感神経)が優位となり、口の奥にものが(歯ブラシ)入るとげっとなる。
とくに歯医者さんでお口の型取りをしたときに『げっ』となる方
6)顎の発育や顔の形に影響を与える。
(アデノイド様顔貌、鼻の穴が大きく所謂、団子鼻)
7)いびきが原因で睡眠時無呼吸症候群になる。(心臓疾患の原因)
8)口に湿り気がないため、口内炎、口角炎になりやすい。
また、入れ歯を装着されている方は潰瘍生口内炎ができ、入れ歯でものが噛めない。
9)歯並びが悪くなる。

*【口呼吸】しないための予防方法
1)おしゃぶりを離乳期がすぎてもしゃぶらせる。
目安として3~4歳前後まで(欧米での目安)
2)左右均等にものを噛むように心掛ける。
キシリトールガムを噛んで練習する。
30回咀嚼を心掛ける。
3)【鼻呼吸】をするように心掛ける。
口を閉じ、テープを貼る
口が閉じられない装置をつける
4)指しゃぶりを4~5歳以降までやっているお子さんは
かかりつけの歯医者さんんと相談して予防策を検討する。
将来、出ッ歯の原因となる。
(他に、弄舌癖)
5)仰向けで寝る。(横向きで寝ない)
低い枕を使用して頚椎、胸椎を彎曲させない。
6)歯並びが悪い場合、矯正治療をする。出ッ歯(上顎が出ている方)
7)鼻骨が彎曲、狭窄して鼻の通りが悪い方
鼻骨を削り鼻の通りを良くする外科治療(鼻中隔彎曲矯正術)

この様に身体に様々な病気や発育に障害を与えている【口呼吸】は止めて、正しい呼吸法である【鼻呼吸】をすべきなのです。

*【鼻呼吸】は何故良いのでしょうか
1)吸気に適度な湿り気を与える。
2)肺に入る吸気の温度調節を行なう。
3)不純物を除去する。病原菌の約50~80%は鼻粘膜で吸着され処理されます。
4)身体に十分な酸素が吸収される。
5)脳が活性化される。
6)口呼吸での様々な障害が解消される可能性がある。

この様に【口呼吸】をすることで様々な障害を身体に与え、単に鼻が悪いからと鼻の治療をしても完治しない方が大半ですが、口と鼻は関連性を持ち、歯並びは上顎骨の発育に大きな影響を及ぼすことは歯並びの悪い児童、生徒が歯科矯正治療をし正常な歯列に改善後に喘息や度々風邪を引いていたのが、風邪をあまり引かなくなった、顔の形が変わった(鼻が高くなった)などの徴候が認められました。

鼻疾患でお悩みの方は、先ずは口呼吸をしているか否かを自己診断して【鼻呼吸】を実践してみてはいかがでしょうか?

汐留イタリア街の歯医者|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用

日付:   カテゴリ:未分類