コラム

2014.02.07

噛み合わせについて

こんにちは オリオン歯科、歯科医師の宇井です。

本日は噛み合わせについてです。
疲れたりすると頭痛や肩こりを感じる方、多いと思いますが、原因が噛み合わせの場合もあります。
私たちは、食事をしたり嚥下したりするとき、上顎の歯列に下顎の歯列を接触させます。
歯並びや噛み合わせが悪いと歯の接触面積が広いところをさがして噛んだりじゃまになる
歯をさけたりして下顎の位置を調整しています。
下顎を動かしているのは顎の左右についている筋肉で、一部は上顎骨の側面にも付着しています。(側頭筋)
偏頭痛の症状は、この筋肉が過度に伸展、収縮を強制されることによってもおこります。
さらにこれらの咀嚼筋は首、肩の筋肉群とも働きますから、肩こりの症状がでることもあります。同じく、噛みしめや歯ぎしりも咀嚼筋を過度に緊張させる原因になります。

このように、歯並びは、審美的要素以外にも、体のバランスにもかかわります。
健康に過ごすにはきちんとした咬合が大切です。

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