コラム

2015.04.15

ストレスによる口腔内の異変③

こんにちは、歯科衛生士の樋口です^^

 

4月に入り雨が多いですね、、

みなさま体調は崩されていないでしょうか?

 

今日も「ストレスによる口腔内の異変」をお話ししたいと思います。

 

今日は第3弾:口内炎についてです。

 

誰でも1度や2度は口内炎になったことがあると思います。

 

厳密には口内炎は口の中にできる炎症の総称ですが、一般的には白くて丸っぽいものを口内炎と言います。

 

正確にはアフタ性口内炎と言って粘膜にできる小さな潰瘍です。
一般的な口内炎であれば、数日から1~2週間くらいの間に自然に治りますが、痛みが強く、しみたりするのでとてもつらい症状です。

 

できれば、口内炎にはかかりたくありませんね。。

 

口内炎を繰り返し起こしたり、2週間以上経っても治らない場合は、全く別の病気が原因で生じることもあります。

 

この場合は、単なる口内炎と甘く見ずに、大きな病気のサインかもしれませんのでそれを見逃さないことが重要です!

 

口内炎の最も大きな原因は、お口の中の衛生状態なのですが、もう1つの理由としては、何かの理由で全身の免疫力が低下している場合です。

 

例えば、過労や睡眠不足、精神的なストレス、栄養の偏りでビタミンなどが不足していることなどが考えられます。

 

そして、最も気を付けなければならないのが、体に何らかの病気が生じていて、口内炎が起こる場合です。

 

この口内炎による病気のサインは決して見逃さないようにしなければなりません。

 

口内炎ができたら基本的な事ですが、お口の中を清潔にしましょう。

 

歯磨きをしっかりとしましょう。

 

ただし、歯磨きも正しいブラッシングをしなければ、歯垢の除去率は50%以下でしかないことが分かっています。

 

もしも、歯ブラシをする時に口内炎に当たって痛いときは、出来る範囲で構わないので歯垢を落として、最後に殺菌剤の入ったうがい薬や、歯垢を除去するタイプのデンタルリンスなどを使うことも効果的です。

 

 

そして、ビタミンなどの栄養素が不足していることも多いので、特におすすめしたいのは、ビタミンB2、B6、Cの3つです。

 

ビタミンB2は皮膚や粘膜を保護する働きがとても強く、美容のビタミンとも言われ、肌を健康に保つことにも効果があります。

 

おすすめは、「玄米」です。

 

玄米には、ビタミンB2が多く含まれているので、日頃から口内炎の予防だけでなく、お肌を美しく保つことにも効果があります。

 

ビタミンB6も皮膚や粘膜を保護し再生させる働きが強いビタミンです。

豚肉や大豆などに多く含まれています。

 

そして、ビタミンCも口内炎を治すのに必要です。

 

ビタミンCはコラーゲンの生成を促す力が強く、肌にも良いビタミンです。

また、ストレスを、軽減させる効果もあります。

野菜ではブロッコリーなどに多く含まれています。

 

もし、痛みが強くて物が食べられない時は、ヨーグルトやゼリー状の食品で栄養を摂るようにするのも工夫の1つです。

 

まずはゆっくり休養をとってストレスを少しでも軽減できるといいですね(^^)/~~♪

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