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2014.06.02

ムシ歯のできかたについて

こんにちは♪

歯科衛生士の加原です。

 

ムシ歯になると結構ショックですよね。

ムシ歯なんかこの世界になきゃいいのに・・・なんて思ったりしますよね。

今回はそんなムシ歯についてお話していきます。

 

硬い歯を溶かすのはプラーク(歯垢)です。

正確にはプラークの中にいるたくさんのムシ歯菌(ミュータンス菌)です。

プラークが歯の表面にくっつくと、プラークの中にいるムシ歯菌は食べ物に入っている

糖質をエサにして酸を作ります。

この酸が歯を溶かします。

これがムシ歯です。

 

ムシ歯ができるには、ジグソーパズルのように

糖分・歯・時間・細菌の4つのピースが必要です。

ということは、その中のどれか1つが欠けてしまえば、

ムシ歯はできないことになります。

 

ここで少し注意。ムシ歯菌を全部退治してしまえばいいんじゃないの?

と思ってしまいますが、私達の体の中にはたくさんの細菌が住み着いていて、

残念ながら、それはできません。

ムシ歯予防は、この4つの要素を上手コントロールすることがポイントです。

まずは、毎日歯をしっかり磨くことからはじめましょう。