ブログ

2014.05.02

どうして歯科の治療は期間がかかるのか?

こんにちは♪♪

 

オリオン歯科汐留 受付の南雲です。

受付で患者様とお話をしているといくつかご質問を受けます。

例えば『どうして歯科の治療は、期間がかかるの?』というご質問です。

一言でお答えすると、『患者さんの負担を軽減するため。予約制の都合』というのが一番でしょう。

歯科に通ったことがある人ならば、治療のためにどうしてこんなに期間がかかるのか?っという疑問を持ったことがある人はいると思います。歯科の治療期間が長引いてしまう原因の一つは、治療に使う詰め物や被せものなどを作るためには型を取ってから一週間〜二週間程度の期間が必要という理由が一つとしてあると思います。そのため、虫歯の治療、期間をあけて詰め物をするということを繰り返すため、結果として週に1回ずつしか歯科に通うことができず、虫歯が何箇所もある場合には数ヶ月から年単位で歯科に通院しなければならなくなるのです。

しかし、被せものを作るのに一週間時間が必要なのであれば、何本かの歯をまとめて治療して一度に型をとり、一週間後に詰め物ができたら全て被せて完了というわけにはいかないのだろうか?と思う人もいることでしょう。

歯科が一度におおよそ30分から1時間程度、1本から2本の歯の治療しかしないのには、患者さんの負担を軽減するという理由が大きいです。歯科治療が楽しいという人はいないと思いますし、歯科治療独特のキーンという音や歯を削られる感覚が苦手だという人は多いと思います。そのため、患者さんにあまり負担をかけずに少しずつ治療を進めるというのが歯科の暗黙の了解になっているのです。また、麻酔が必要になる場合には、一度に何箇所にも麻酔をかけることはできないという事情もあります。そのため、だいたい一度の治療に虫歯は1本もしくは近くの歯なら2本というペースで治療が進められることが多いのです。

また、歯科が予約制であるというところも、治療が長引く原因になっています。多くの歯科は予約制で治療を行いますので、効率よく予約を受け付けて診察の回転をあげていくためには、一人の患者さんの時間をだいたい30分程度と決めて回転する方が効率がいいことになります。そうした予約管理のしやすさというところでも、だいたい治療時間が30分程度と決められていることに影響しています。

しかし、これは歯科が患者さんの負担軽減を考えてと患者さんに配慮しているだけであって、仕事の都合などがあってできるだけまとめて治療をすすめたいという人は、相談することでまとめても治療に対応できる事もあります。先程もお話したように、麻酔の都合や被せ物の製作期間についてはどうしようもありませんが、一度に何本かの歯の治療をしてもらえるかどうかを事前に確認するか、主治医の先生に相談してみるといいでしょう。

 

特に当院はオフィス街にある為、お仕事の合間に時間を作って来院される方も多く、何回程度の来院で治療が終わるのか?まとめられる治療は一度にやってほしいという患者様も多くいらっしゃいます。

 

ご要望やご質問があれば、お気軽にご相談くださいね。

オリオン歯科汐留 スタッフ一同お待ちしております。