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2013.10.23

妊娠中の母子感染に注意!!

こんにちは。オリオン歯科、歯科医師の南です。

 

皆さん、「先天性トキソプラズマ症」「先天性サイトメガロウィルス感染症」ってご存知ですか?

 

妊娠中にウィルスや細菌、寄生虫などに母体が感染すると、胎盤や血液を通じて母親から胎児に感染してしまい、赤ちゃんが何らかの障がいを持って生まれてくることがあります。

これを胎内感染(または先天性感染)といいます。

 

特にトキソプラズマとサイトメガロウィルス(CMV)の先天性感染症に対して、今の日本には認可の下りた治療薬、感染を防ぐためのワクチンが存在しません。

ですから、妊娠中は感染しないように予防することがとても大切です。

 

私は、この感染のことをいっさい知りませんでした。

 

大学時代の友人が設立したトーチの会

 

患者会設立や啓蒙活動により、母子感染する胎児を減らすこと、感染してしまった母子のケアをしていくことなどを目標にして、一生懸命活動しています。

 

妊婦検診にいらっしゃる方、今から妊娠を考えている方、奥様が妊娠されている方、いろいろな方に是非知ってもらいたいと思い、オリオン歯科汐留の受付にもパンフレットをおかせていただきます。

 

医療人として、女性として、微力ながらもこの活動の少しでもお手伝いできたら、と思います。