汐留イタリア街の歯医者|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用 Rotating Header Image

アーカイブ: 2月 2016

人は、歯に潜む「魔物」から逃れられない

 

こんにちは、歯科医師の南です。

 

アメリカのビジネスパーソンが歯のケアにこだわりを持つのは、美しさを保つことで周囲の人々や商談相手に不快感を与えないという理由とともに、歯が壊れることで被る恐ろしい害を熟知していることも挙げられるでしょう。

 

まず、一番の根本的な問題点として、

「歯の病気が発症したら、放置して自然に治癒することは絶対にない」

その事実を心に留めておかなければなりません。

 

一度、病気になると元の状態には戻らないのです。

虫歯の場合、痛みを取り、一時的に進行をストップさせたりすることはできますが、歯の一部は失われますし、穴が開いてしまいます。

決して元通りにはなりません。

歯周病の場合はさらに深刻で、歯ぐきや歯ぐきの下の骨が侵されてしまうのです。

 

しかも、進行をストップさせても、将来その治療箇所がさらに大きな問題に発展してしまう危険性も潜んでいます。

 

欧米の人たちはその恐ろしさを親や教育の現場で教え込まれています。

 

もう一つ、皆さんも実感してもらえる問題として、

「歯の病気はだれでも発症率が100%」

虫歯や歯周病に一生かからないですむ人は非常にまれですし、子どもから高齢者までまんべんなく発症します。

 

実は、虫歯とか歯周病というのは「感染症」の一つなのです。

虫歯や歯周病菌が人から人へうつって引き起こす病気だと理解してください。

 

たとえば虫歯は虫歯菌(ミュータンス菌)の感染によって起こります。

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に虫歯菌はいませんが、母親などが口移しで食べ物を与えたり自分の箸やスプーンを使うことによって唾液を通して感染し、そのまま子どもの口の中に菌がすみついてしまうのです。

歯周病菌も同様に人から人へとうつります。

 

少し専門的な話になりますが、ミュータンス菌はグルコシルトランスフェラーゼ(GTF)という酵素をだし、エサである砂糖を粘り気のある「グルカン」という物質に変え、それが歯の表面に張り付くのです。

ミュータンス菌は砂糖をエサにするとパワーを増して大量にグルカンを作ります。

 

歯の表面のエナメル質は相当丈夫に出来ているのですが、唯一酸に弱いのです。

ミュータンス菌が出すネバネバしたグルカンは酢と同じぐらいの強い酸で出来ていますので、これが歯にとっては大敵になるのです。

 

生活をする上で細菌感染を完璧に防ぐことは非常に困難なことです。

ゆえに歯の病気は誰もが罹ってしまうのです。

 

この2つの事実から確実に言えることは、

「常に口の中を綺麗にしておくこと」

「感染しても病気が進まないような口内環境を保つこと」

この2つしか脅威から逃れる手はないのです。

汐留 歯医者/歯科|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用

日付:  カテゴリ:コラム, 予防歯科

虫歯の進み方

こんにちは。受付の浅妻です♪

 

今回は前回の続きで虫歯の進み方のお話をしたいと思います。

皆さん歯医者さんで検診をした時などに『C』というのを聞いたことがあると思います。

虫歯にも段階があり、症状も違います。

 

**

 

C1:ほとんど自覚症状がありません

→この程度の時に治療をすれば痛みもあまりなく簡単に終わります。

 

C2:しみるようになってきます

→この時点で治療をすれば神経を取らずにすみます。早く治療しましょう。

 

C3:激しく痛むことがあります

→ここまで進行してしまうと神経を取らなければいけません。

神経がなくなると歯はもろく欠けやすくなってしまいます。

 

C4:腐った根だけが残り根の周囲にたまった膿で口臭もひどくなります

→神経の治療ができない場合には歯を抜かなければなりません。

 

**

 

C4にまでなると根の周囲に膿を持つようになりますが、体の一部に化膿性の炎症を持っていることは全身病の引き金にもなってしまいます。

 

歯医者に行くのは誰でも嫌ですね><

だからといってそのままにしておくと虫歯は進行してしまい、もっと嫌な思いをすることになってしまうかもしれません。。

 

そんな思いをしないためにもきちんと定期検診を受けるようにしましょう♪

 

 

汐留 歯医者/歯科|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用

日付:  カテゴリ:未分類

虫歯じゃないのに歯が痛い??〜上顎洞炎〜

こんにちは、歯科衛生士の樋口です^^

 

 

今日は、上顎洞炎のお話をします。

 

 

上顎洞とは、頬骨の奥、鼻の横、目の下辺りに広がる空洞のことです。

 

 

ここの空洞に何らかの原因で膿がたまり、炎症を起こすと『上顎洞炎』を引き起こします。

 

 

 

上顎洞炎になると、頭痛、目の奥の違和感、振動で響く、鼻づまり、噛んだ時の痛み、歯の痛み、口臭などの症状が起きます。

 

 

鼻がつまると口呼吸になり、口腔内が乾き唾液での自浄作用が弱くなり虫歯や歯周病のリスクがぐっと上がります。

 

 

 

上顎洞炎の80%は鼻が原因で起こります。

 

 

風邪や花粉症で上顎洞炎になると虫歯でもないのに歯が痛くなることがあります。

 

 

 

歯医者さんに虫歯かと思っていってみたら上顎洞炎だったことはとても多いです。

 

 

 

必ずCTを撮影して歯が原因なのか、鼻が原因なのか診断してもらいましょう。

 

 

 

 

 

鼻が原因であれば抗生物質を1か月ほど服用して炎症を止めれば、歯の痛みもなくなります。

 

 

 

 

歯が原因で上顎洞炎になる場合だと、虫歯や歯周病に罹患した歯が上顎洞へ感染し、炎症を起こします。

 

 

 

5番目の歯から奥歯にかけて上顎洞にとても近接しています。

 

 

 

 

 

人によっては、歯の根っこが長かったりするとこの上顎洞にかかってしまうこともあり、虫歯や歯周病が原因で根っこから上顎洞に細菌が感染し、上顎洞炎になってしまうこともあります。

 

 

 

 

上顎洞炎は症状がいろいろあるために、わかりにくい病気です。

 

 

 

原因を間違えてしまうと、痛みが続いたり、違う歯を削ってしまうこともあります。

 

 

 

おかしいと思ったら、一度歯科を受診し、CT撮影をしてみましょう。

 

 

 

 

これからの季節、花粉症に悩まされる方も多いと思います。

 

 

 

一度しっかり原因をつきとめて適切な治療を受けましょう。

 

empyema01

汐留 歯医者/歯科|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用

日付:  カテゴリ:予防歯科, 口臭, 歯周病治療, 虫歯の治療

ブラッシング圧について

 

こんにちは、衛生士の横山です。

 

今日は歯みがきをする時の力加減、ブラッシング圧についてお話したいと思います。

歯みがきをする時、ついつい力を入れすぎて磨いてないですか?

汚れを落とそうと力を入れて磨きがちな方も多いかと思います。

そうすることにより、エナメル質をすり減らしてしまったり、歯ぐきをすり減らし歯ぐきのラインを下げてしまうことに繋がります。

程度が酷くなってくるとしみて痛みを伴うことも出てきます。

dc1c5015

 

そのようにならないように、歯ブラシの持ち方は鉛筆持ち、ゴシゴシではなく優しく磨いて下さい。

歯ブラシの力加減や、あて方がわからない方は、お気軽にお尋ね下さい。

 

 

 

汐留 歯医者/歯科|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用

日付:  カテゴリ:予防歯科

日本の「歯」に対する意識と知識の貧困

 

こんにちは。歯科医師の南です。

 

 

日本人が欧米諸国の人たちと比較すると、まだまだ「歯」「口元」に対する意識が低いことは明らかですが、日本で一番多い病気が歯周病であるにもかかわらず、それを予防しようと日々努力している人は皆無に近い状況です。

 

 

それはその人だけの問題でもなく、日本の社会全体が「歯への予防」「歯のケア」に対する意識が低いように感じます。

 

 

たとえば、会社の検診。

糖尿病や高血圧に対する検査は精巧を極めるのに、なぜ歯への検診はおざなりなのでしょう。

歯の病気が、命にかかわる病気の引き金になることを、国や行政、企業もほとんど理解していないのかもしれません。

 

 

欧米では口元の印象が悪かったために就職面接で落とされることもよくあります。

歯に対するケアが日本人とは比較にならないほど徹底されていますし、何よりも「歯は大切」という意識が日本より遥かに高いように感じます。

 

 

欧米のビジネスパーソンが「予防」のために歯科に通う習慣があるのは、「虫歯になることへの恥ずかしさ」と「綺麗な歯がもたらす男の魅力」を理解していて(もちろん女性も)、健康面だけでなく、対人を意識したビジネスの世界で生きる人間としては当たり前のエチケットだとわきまえているからです。

 

 

「健康で美しい歯はステータスである」と考える日本人は70%もいるのに、「歯を健康に保つためにはお金をかけてもいい」という項目には、わずかに42.5%の人しか同意していないとの報告もあります。

 

それに対して、アメリカ人のビジネスパーソンは日本の6倍も自分の歯や口の中の健康に投資をしています。

意識と行動が一致しているのです。

 

 

アメリカと同様に、歯や口のケアへの意識の高いスウェーデンでは、老人でも歯の丈夫な人が多く、80歳になっても残っている歯は平均15〜20本と言われています。

日本人の平均が6〜8本ですから、倍以上ということになります。

この差は、子どもの頃からの「歯の予防に対するしつけ」にあります。

歯医者は怖いところではなく、当たり前に通うべき場所であるという意識付けがされていて、歯磨きのてっていのみならず、フロスの使用も習慣になっています。

 

 

そういえば、気づいたことがあります。

アメリカのドラマや映画には、登場人物がよく歯医者に罹るシーンが出てきます。

それは、買い物に行くとかスポーツジムに行くとかと同じぐらい歯医者通いが日常的な行動なのだろうと思います。

ところが日本では、ドラマや映画にもほとんど出てきません。

全然日常的な場所ではなく、特別な場だからという意識が強いからだと思います。

 

 

何事にも慎重な日本人が、歯の予防だけにはほとんど無関心ということは不思議なことですが、外国では歯科治療に対する公的な保険が少ないため、どうしても治療費が高くなります。

つまり歯が悪くなりそれを治すとなると相当の出費を覚悟しなければならなくなります。

そのため、歯が悪くならないように予防をするという習慣が根付いているのでしょう。

翻って日本では、公的な健康保険が使えるため、相当悪くなっても安価で治療を受けられます。

 

その環境の差が大きいのではないでしょうか。

汐留 歯医者/歯科|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用

日付:  カテゴリ:コラム, 予防歯科

虫歯のできかたのお話

こんにちは。受付の浅妻です。

今日は虫歯のお話をしたいと思います。

どうして虫歯になるのでしょうか?

*虫歯のできかた*

お口の中にはたくさんの細菌がすんでいます。

この虫歯菌が食べ物の中の砂糖を栄養に、表面にネバネバした物質をつくります。

そしてそのネバネバした物質の中に虫歯菌や他の細菌が住みつき、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)といわれるものです。

歯垢の中の虫歯菌は食べ物の中の糖質を材料に酸をつくり、次第にエナメル質を溶かし始めます。

これが虫歯です。

特に虫歯になりやすい場所は

・噛み合わせの面

・歯と歯が接している面などです。

虫歯を少しでも防ぐには

・歯みがきをする

・カルシウムを積極的に取るよう意識し歯を強くする

・甘いものを減らす

など規則正しい生活で防ぐことができます。

虫歯で痛い思いをするのは嫌ですね><

ぜひ小さい事から意識してみてはいかがでしょうか。

次回は虫歯の進み方についてのお話をしたいと思います♪

汐留 歯医者/歯科|オリオン歯科|汐留・浜松町・大門・御成門利用

日付:  カテゴリ:未分類