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2013.09.10

つめものが取れてしまったら・・・

こんにちは☆

オリオン歯科汐留 受付の南雲です。

 

当院に初めていらっしゃった患者様に問診させていただくと、

つめものが取れてしまったんです。と来院される方が多いなと感じます。

そんな時必ず聞くようにしているのは、

『いつつけたものですか?』

『いつ取れてしまいましたか?』

『お痛みはありますか?』の三点です。

 

 

多くの方が小さな銀のつめものをお持ちになって、5年位前につけたと思うんですが・・・とおっしゃいますが、そもそもどうして取れてしまうのでしょうか?

歯を削った部分にぴったりと収まるように作られたつめものを、強力なセメントで接着させることによって、歯とつめものが一体化されますが、歯は上下で噛み合う度に人間の体重と同じくらいの圧力がかかります。また、お餅や飴などの粘着力が強い物を食べる際には、歯からつめものを引き剥がそうとする力もかかり、接着部分が壊されてしまい、とれてしまうケースがあります。

さらに注意したいのが、銀のつめものは、経年劣化し銀そのもの自体が収縮してしまうために大体5年前後で、以前はぴったりとあっていた物も適合しなくなり、その隙間からまた虫歯になってしまうケースも少なくありません。そして更にご自身の歯を削らなくてはいけなくなってしまいます。

 

なかには、半年前に取れてしまったけど時間がなくてそのままにしていました。という方もいます。取れてしまった事には必ず原因があります。

また、取れていなくても上にも書きましたが、銀のつめものは必ず劣化します。

今はセメントでなんとかくっついていても、はずしてみたら中はすっかり真っ黒になっていたなんて事も多くあります。

 

 

 

お口の中に古いつめものはありませんか?

 

お痛みがなくても、ぜひ一度検診にいらしてくださいね。

オリオン歯科汐留 スタッフ一同お待ちしております。