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2013.01.25

検診の重要性について

皆様こんにちは。受付の南雲です。

 

「最後に歯科にかかられたのはいつですか?」

 

初めて当院にいらした方に、問診時に必ずお伺いする質問です。

みなさん半年から1年、3年、長い方では10年ぶりです。とおっしゃる方もいらっしゃいます。期間は人それぞれですが、みなさん共通しているのが、痛みや不具合が出てから歯科にいらっしゃるという事です。

確かに毎日歯磨きもしているし、特にしみたり痛みも無ければわざわざ行く必要ないのでは?・・・というお気持ちはわかりますが、歯は痛みが出た頃にはすでにトラブルが進行している事がほとんどです。

例えば皆さんがよく聞く『虫歯』にはC0からC4まで段階があります。

 

 

 

C0 歯質の不透明感や白濁色素沈着が認められる。

 

 

 

 

 

 

C1 エナメル質に進行した虫歯(痛みは無い)

 

 

 

 

 

C2 象牙質に達した虫歯(冷たい物や甘い物でしみる)

 

 

 

 

 

C3  歯の神経に達した虫歯(ここで初めて激痛を伴う)

 

 

 

 

C4 歯冠部が破壊し、根っこだけの状態になった虫歯(神経が死んだ状態。痛みは軽減するが虫歯菌が血管を通り心臓病や腎臓病を引き起こす事もある。)

 

 

 

 

ご覧の通り、ご自身で痛みや違和感を感じる頃には虫歯はかなり進行しています。

 

もちろん虫歯の進行度合いによって、治療方法が変わってきます。痛くなってきてからでは治療が複雑になる上、最悪の場合ご自身の大切な歯を抜かなければならないケースもあります。

 

そうなる前に、定期的な検診をする事で歯を守る事はもちろんですが、28本ある歯を大切にしようとご自身で感じていただき、日々の生活から虫歯にならない様にするお手伝いができればと思います。

 

ぜひ一度、検診にいらしてみませんか?